しっかり企業を知ることが大事

中小企業にありがちなのが、少しずつ機器を増やしていくという流れだ。これはその時々の必要にあわせて機器を揃えていくので、それぞれの機器に互換性がなかったり、併用が出来なかったりすることも多い。例えばFAXが必要になり、FAX機能だけを重視して設備投資をしたけど、今ではFAX機能がついたコピー機、プリンターがある。更に書類やデータを読み取るスキャナーなども面倒な顧客管理などで利用されている。だが、これらの機能をいかに有意義に活用出来ているかというと、中小企業の場合はその機器のほとんどが単発での活用で、共有した利用方法が出来ていないのが現状である。

便利な機器を設備として投資することで、業務時間の短縮や、業務の負担を軽くすることが出来て、人件費や経費などの節約に繋がるにも関わらず、その活用の仕方がわからない、という中小企業が多いのだ。
大企業であれば一斉に設備の入れ替え、また設置が可能なのだが、中小企業には資金が多くかかることもあり、一度に揃えることは難しいものなのだ。そのため機器はその都度設置されていくので、このような性能をフルに活用した利用方法がなされていないという現状になってしまうのだ。

そこで必要なのはインフラが出来るエンジニアの存在だ。インフラエンジニアの場合、基本的な知識や技術、資格があれば可能である。またその企業の職種に詳しい知識があれば、その企業にとってより便利な機器のインフラ整備が可能になるので、設備の入れ替えなどの場合に意見を求められることもあり、継続性が期待出来るのではないかと思う。もちろん企業も毎年このような大規模の設備変更はないが、時代にあわせて必要な情報の共有を各部署で行うことも必要になってくるので、社会の状況もしっかりと把握しておく必要があるだろう。

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